骨折後のリハビリ(関節拘縮予防・筋トレ)も受け付けております!

まごころ鍼灸整骨院小机院の院長 James Nakayaです!

本日は「骨折後のリハビリ」が如何に大切かお話いをしたいと思います。

 

皆様の中で、転倒や衝突して運悪く骨折をしてしまった方ならばご経験があると思いますが、
患部が大きく腫れてとても痛かったでしょう。

因みに、骨折をすると下記のような症状を確認することができます。

★強い痛み

外見上、骨折しているかどうか判断できないときは、痛みを感じる部分をゆっくり押してみて、そこに強い痛みを感じたら骨折が疑われます。
押したときに感じる痛みを「圧痛(あっつう)」といいます。
完全に骨が折れているときだけでなく、ひびが入っただけの骨折もこの圧痛はみられます。

★内出血

骨折すると骨折部から出血し、周囲の軟部組織(筋肉・腱・靭帯)なども傷つくことが多く、ここからも出血が起こります。
出血量が多いと、数日後に広範囲にわたってアザが出現し、完全に消えるまでには数週間程かかります。
ゆっくりと皮下出血が進行している場合、骨折直後は外見上わかりませんが、ある程度の量の出血があると数日後に血液が皮膚の直下まで達し、アザとなって現れます。
アザは最初、黒ずんだ紫色ですが、血液の分解と吸収が進行するにつれ徐々に黄色くなっていき、やがて吸収されます。
骨折により大量に出血した場合は、低血圧を呈してめまいや冷や汗、意識消失などの脳貧血症状があわられることもありますので注意が必要です。

★腫れ(腫脹)

骨折してから数時間経過すると、骨折部周囲が大きく腫れてきます。
これは出血や炎症症状によるもので、腫れが後退するまでには2~3週間程かかることもあります。
折れた骨によって太い血管が傷ついていることもあるので、急激に腫れてくる場合や、低血圧による脳貧血症状が現れた場合は特に注意してください。
出来ればすぐに救急車を呼び、一刻も早く高度な医療機関を受診してください。

★変形や関節ではない部分の異常な動き(異常可動性)

腕や脚など細長い骨が折れ曲がると、外見上明らかに骨折していることがわかることがあります。これは骨折後に起こる変形です。
このような場合は、じわじわ腫れてきて、強く激しい痛みが出現します。
異常可動性とは、本来関節ではないはずの部分が動く(曲がる)ことをいいます。変形がなくても、異常可動性がみられれば骨折は明らかです。

 

 

 

医療機関を受診し、診察や画像診断の結果から(適切な)骨折の処置(整復または手術、ギプス固定)を行います。
一定期間固定を行い、経過が順調ならば今度は(関節)拘縮予防や筋力低下の回復を図るリハビリを行いますが、
日常生活に復帰する上でここが重要なポイントとなります。

通常は、ギプス固定を行った後に当然の如く前述の通りリハビリを行なうわけですが、

▲重要な試合に出場しなければならないため早めに復帰した。
▲仕事が多忙で短期間でリハを打ち切ってしまった。
▲その他自宅療養を勧められ結果自己流のリハを行なった。

などの事情により、他病・医院にて十分に(リハを)行えなかったことで骨折拘縮や後遺症などを起こし、相当の時間経過後に
当院を訪れ、今からまだリハを行なっても回復が可能かどうかをご相談される方がいらっしゃいます。

萎縮した筋肉を正常に戻し筋力の回復を図ることや、硬くなった関節を元に戻すリハビリは、
適切な通院間隔や通院期間を設けてプログラムを実行する必要があります。

折角、骨がくっついても正常に動かなければ日常生活に支障を来すことは明らかです。
例として、身体バランスが崩れて姿勢が歪んでしまった方や二次的なケガを受傷したとのお話も伺います。

因みに、当院で再度リハを始めた方は順調に回復しつつあります。すべての拘縮が適応してはおりませんが、
もしお悩みの方は、是非ご相談ください。

骨折後のリハビリは大変重要です!!